HTMLの記述と、エレメントの配置をします。エレメントは
CGIKIT要素を用いて配置します。CGIKIT要素は大文字小文字を問いません。
<html> <head> <title>Hello World</title> </head> <body> <h1> <cgikit name="HelloWorld"></cgikit> </h1> </body> </html>
CGIKIT要素の属性は、name属性1つだけです。ここで指定した名前は、次の定義ファイルで使用します。name属性のデータはダブルクォーテーション("")もしくはシングルクォーテーション('')で囲むことができます(囲まなくても構いません)。また、内容の必要ないエレメントは空要素タグにすることもできます。CKStringやCKSubmitButtonなどのエレメントは内容を必要としませんから、空要素タグで書くと簡単です。
<cgikit name="HelloWorld"/>
CGIKIT要素を無効にしたいときや、実行時に残したくないコメントを書きたいときは<!--- ... --->を使用します。HTMLのコメント(<!-- ... -->)と違い、ハイフンを3つ並べます。このタグは実行時にはすべて削除されます。
HTMLのコメント中のCGIKIT要素は通常通り変換されるので、スタイルシートやJavaScriptにもエレメントを使うことができます。
テンプレートを用意することで、コンポーネントを複数のロケール(言語)に対応させることができます。ロケールごとのテンプレートのファイル名は、「テンプレート + "_" + ロケール名」です。ロケールはブラウザの言語設定によって自動的に判断されます(国際化の仕様は今後のバージョンで変更する可能性があります)。