フェッチの舞台裏
2007/03/30 (Fri) 22:07:46 JST
EOFは高度に抽象化されたフレームワークです。 抽象化された部分だけを見ていても、現実にどうデータが処理されているのか理解しにくいところがあります。 フェッチ時のデータの流れを追いかけてみることにします。
ここでは、WebObjectsに付属してくるMOVIEテーブル (Movieエンティティ) のサンプルデータをフェッチします。
MOVIE_ID | TITLE | CATEGORY | DATE_RELEASED |
205 | EOF Next Generation | Surreal | 1996-01-25 05:00:00 +0900 |
- EOIFChainMessages - フェッチメッセージの連鎖
- EOIFConnectDB - データベース接続の準備
- EOIFQueryDB - SQL文の発行
- EOIFFetchRecords - データ行のフェッチ
- EOIFGenerateGlobalIDs - グローバルIDを生成する
- EOIFGenerateSnapshots - スナップショットを生成する
- EOIFGenerateObjects - オブジェクトを生成する
- EOIFConclusion - まとめ
参考資料
WebObjectsのドキュメントやAPIリファレンスには、内部の情報がかなり詳しく書かれています。実装に関しては、Javaではありませんが?ModelingFrameworkやTapKitが参考になるかもしれません(そのほかのツールはコードを細かく読んだことがないのでわかりません)。
Inverse Pages: WebObjects基礎研究室