鈴木鉄也 (suzuki@spice-of-life.net) WebObjects基礎研究室
WOGroovyフレームワークは、WebObjectsアプリケーションをGroovy言語で開発できるようにするフレームワークです。 Groovyスクリプトは動的にコンパイルされ、手軽にプロトタイプの開発を行うことができます。 現時点では Mac OS X + Xcode の組み合わせでのみ動作します。
このアーカイブには以下のファイルが含まれています。
テンプレートは次のディレクトリにコピーしてください。 Xcodeを起動している場合はコピーしてもテンプレートに反映されません(Xcodeを再起動すると読み込まれます)。
ファイル | コピー先 |
---|---|
Groovy Basic Classes.pbfiletemplate |
/Library/Application Support/Apple/Developer Tools/File Templates/WebObjects/ |
Groovy Class.pbfiletemplate |
/Library/Application Support/Apple/Developer Tools/File Templates/WebObjects |
Groovy Component.pbfiletemplate |
/Library/Application Support/Apple/Developer Tools/Target Templates |
Project WONDERが必要です。 事前にインストールしておいてください。
/Library/Frameworks
にコピーします。
~/WebObjects.Properties
に次の行を追加します。
er.extensions.GCompilerProxyEnabled=true
sh "${TARGET_BUILD_DIR}/ERExtensions.framework/Resources/InstallCompilerProxySupport.sh"
ここまででGroovyを使う準備ができました。
Groovyスクリプトは拡張子を.groovy
にして、プロジェクトと同じディレクトリに置いてください。
ただし、プロジェクトに追加する必要はありません。
WOGroovyフレームワークはプロジェクトのディレクトリにあるすべてのGroovyスクリプトをコンパイルの対象にします。
コンポーネントやApplicationなどのWebObjectsが使用するクラスもGroovyで書くことができますが、元のファイルはプロジェクトから取り除かないでください。 これらのファイルはコンパイルしたGroovyスクリプトで置き換えられるのですが、消してしまうとアプリケーションが動作しません。 ダミーとしてそのままプロジェクトに残してください。
Groovy用にいくつかテンプレートを用意してあります。 それぞれ新規ファイルから選択してください。