CGIKit 1.x
What's New
- 11/1: SourceForgeのCVSサーバへのリンクを追加。
- 6/28: CKHTMLTableへのリンクを追加。
- 6/3: 1.2.1をリリース。
CGIKitとは
CGIKitはRubyで書かれたWebアプリケーションフレームワークです。Webページをコンポーネントとして扱うため、通常のCGIプログラムよりも効率の高い開発が可能です。
CGIKitには以下の特徴があります。
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コンポーネントベース
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HTMLファイルとRubyコードで構成されるコンポーネントを組み合わせてアプリケーションを作成します。
開発効率が高く、コンポーネントは再利用が可能です。
また、テンプレートとなるHTMLファイルの修正が簡単です。
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ダイナミックエレメント
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独自のタグによりRubyクラスのメソッドをHTMLファイルに埋め込むことができ、コード量が大幅に減ります。
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入出力の自動化
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ヘッダーやフォームなど、CGI特有の入出力を考慮する必要はありません。ヘッダーやフォームのname属性は自動的に生成され、フォームデータはRubyクラスのインスタンス変数に代入されます。
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ステート管理
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クッキーとセッション管理の機能を提供します。標準CGIライブラリを併用する必要はありません。
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国際化
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1つのコンポーネントで複数のロケール(言語)に対応することができます。
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100% Pure Ruby
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Rubyさえインストールされていれば、コンパイルすることなくどこでも動きます。
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拡張ライブラリが不要
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標準ライブラリのみを使用し、拡張ライブラリ無しに動作します。
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WebObjectsを参考にしたアーキテクチャ
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アーキテクチャはWebObjectsを参考にしており、コンポーネントの構造やエレメントはほぼ同じです。
ダウンロード
最新版はCVSから取得してください。
cgikit-1.2.1.tar.gz
リリースノート (1.2.1)
- バインディングファイルに記述した配列とハッシュをパースできない問題を修正。
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CVS
SourceForgeで管理しています。
WebからでもCVSリポジトリにアクセスできます。
- cgikit
- 2.x系(開発中)。まだアルファの段階です。
- cgikit-1
- 1.x系。今後はバグフィックスが中心になります。2.0リリースまでの安定版としてお使いください。
- cgikit-docs
- 1.x系のドキュメント。
ドキュメント
メーリングリスト
質問・意見・要望はこちらへ。FreeMLを利用しています。
メーリングリストに参加するには、下記のフォームにメールアドレスを入力してください。送信ボタンを押せば登録完了です。
アーカイブはこちらからどうぞ。
アーカイブ
また、英語のメーリングリストはこちらです。
今後の開発予定
- 開発ツールの開発
- 国際化の拡張
- FastCGIへの対応
- テンプレートの書式をカスタマイズするプリプロセッサ
- ドキュメント整備(チュートリアルなど)
ライセンス
CGIKitはRubyライセンスに基づくフリーソフトウェアです。作者は当プログラムの使用によるいかなる損害に対しても責任を負いません。
リンク
- オブジェクト指向スクリプト言語Ruby
- WebObjects
- TapKit
- WebObjectsのEOFを参考にしたオブジェクト・リレーショナル間のマッピングを行うフレームワークです。
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CKAmritaElement
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Ruby用html/xhtmlテンプレートライブラリamritaをCGIKitで使用するためのエレメントです。(中島さんありがとうございます)
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CKHTMLTable
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データベース行など多重配列のデータをテーブルにして表示するコンポーネントです。
(Bauduin Raphaelさんありがとうございます)
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cgikit.el
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Emacs環境のCGIKit開発支援ツールです。
同時にコンポーネントの3つのファイルを編集できます。(るびきちさんありがとうございます)
履歴
- 2004/4/15: 1.2.0をリリース。
- 2003/12/4: ドキュメントのPDFファイルを修正。
- 2003/11/4: 1.1.0をリリース。
- 2003/8/7: Emacs用CGIKit開発支援ツールcgikit.elへのリンクを追加。
- 2003/7/22: 1.0.1をリリース。
- 2003/7/17: 1.0.0をリリース。
- 2003/4/17: 1.0b7を公開。最終ベータ版です。APIリファレンス、エレメント、セッション管理を更新
- 2003/2/22: 1.0b6を公開。クッキー、セッション管理、アプリケーションの運用を更新
- 2002/12/15: 1.0b5の一部ファイルが壊れていたのを修正
- 2002/12/13: 1.0b5を公開
- 2002/10/17: 1.0b4を公開
- 2002/10/9: 1.0b3を公開
- 2002/10/2: 1.0bになっていたダウンロード先の間違いを修正
- 2002/9/13: 1.0b2を公開
- 2002/9/6: amritaを解釈するCKAmritaElementへのリンクを追加
- 2002/9/3: 1.0bを公開
制作
スパイスオブライフ(担当:鈴木鉄也)
問い合わせはinfo@spice-of-life.netまでお願いします。